コロンビアのロシア接近 サントス国防相訪ロから帰国 コロンビアのサントス国防相はこのほど、約1週間にわたるロシア訪問旅行から帰国した。数々の約束、協約取り付けに加え、チャーベス・ベネズエラ大統領とロシアの関係に関する説明を得てのボゴタ帰国である。 米国の盟友国コロンビアは、チャーベス大統領とロシアの関係緊密化に神経を尖らせている。数度にわたるモスクワ訪問、大量の兵器購入、ベネズエラにおけるテスト用にロシアの軍用機や艦船の派遣、等々。 サントス国防相は、クレムリンでカリブ海におけるベネズエラとの海軍合同演習(来る11月)について質問した。ロシア側は巡洋艦や護衛艦を派遣する。海軍力の示威が目的ではなく、遠距離における海軍将兵の訓練が目的と説明した。 ボゴタ政府は、ベネズエラが買い付ける兵器がコロンビアの麻薬組織、コロンビア武力革命軍(Farc)の手に渡るのをおそれる。その旨をモスクワ政府に伝えた。 1996年にロシアとの間に軍事協力協定が交わされているが、効力を発揮していなかった。これを発効とし、ロシア軍のヘリコプターのメンテナンスをコロンビアで行い、またロシア技術による装甲車国産も可能とする。 麻薬対策協力についても話し合い、ロシア側はイワノフ麻薬取締局長が、ラテンアメリカからのコカイン密入国につき具体的対策を研究中と語った。 さる5月にはサントス・コロンビア副大統領が訪ロしており、ウリベ・コロンビア大統領が来年早々にモスクワを訪れる予定。 |



